前橋市のペーパードライバー歴8年の方です。
免許をとってから8年ほとんど運転したことがないというお客様でしたが、教習車の運転を始めるとあまり力みもなくスッと加速していきます。アパートの隣の公演を3周ほどしてみましたが、もう普通の一般道に出られると考え、すぐに前橋駅前の立体駐車場の屋上まで行きました。普通の立体駐車場よりもずっと難しい急で狭い曲がった上り坂をスイスイ登っていきます。本人は怖いと言いますが、言葉とは裏腹に車は滑らかに進んでいきます。屋上に出て、駐車の練習をしてみて初めてハンドルを切る方向に戸惑いが見られるようになり、私もやっと出番が来たような気持になりました。しかし、駐車も何回かやるとすぐコツをつかんでしまいましたので、自宅に戻りご主人の車に乗り換えて、狭路へと行ってみました。30分ほど、狭い道を走ってみましたが、この時既に2時間半をぶっ通しで久しぶりの運転をしていたお客様は、さすがに「疲れたあ」と声を上げていました。夕暮れ時の爽やかな風が少し教習の疲れを癒してくれるようで、「さあ、もうひと頑張り!」と声をかけ、前橋まで戻って来ました。かなりハードな教習でしたが、3時間でかなりの自信になったようで、「明日の朝、旦那を送っていきます!」と弾んだ声で話していました。